医学教育研究助成(令和3年度助成)報告会が開催されました
2022年12月16日(金)、医学教育研究助成報告会がオンラインで開催され、研究助成授与者とその関係者、文部科学省医学教育課、医学教育振興財団から約30名が参加しました。医学教育研究助成は財団創設の1979年度に始まりました。これまでに助成した研究は200件を超え、医学教育の発展及び本分野の研究者の育成に大きな役割を果たしてきました。
報告会は小川秀興理事長の挨拶から始まり、前野哲博理事の司会で進行されました。報告者は令和3年度に研究助成期間を終了した以下の7名です。各報告の後には参加者の間で質疑応答が行われました。
最後に跡見裕常務理事から閉会の挨拶があり、散会となりました。
氏名(所属大学)・研究課題名 |
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小林 朋子(東北大学) 「遺伝医療・ゲノム医療」理解促進のための医学教育プログラムの開発と普及に関する研究 |
清水 郁夫(信州大学) WHOカリキュラムに基づいた医療安全post CC OSCEの開発 |
色摩 弥生(福島県立医科大学) 日本文化に根差した「医療チームにおける医師のリーダーシップ」の包括的再定義の試み |
佐藤 幸男(慶應義塾大学) 侵襲手技におけるcadaver surgical trainingのvirtual reality研修システムの開発 |
安井 洋一(帝京大学) Virtual realityによる個人防護具着脱法研修は実習と同等の教育効果がある ―無作為化オープンラベル比較試験― |
林 幹雄(関西医科大学) 医学部における原級留置生はどのような支援を必要としているか |
青木 茂樹(順天堂大学) 予測と振り返りを可能とする先進的脳解剖実習の展開:MRIとAIの活用 |
