医学教育研究助成(令和2年度助成)報告会が開催されました
2021年12月7日(火)、医学教育研究助成報告会がオンラインで開催され、研究助成授与者、医学教育振興財団、文部科学省医学教育課から約30名が参加しました。医学教育研究助成は財団創設の1979年度に始まり、これまでに190件もの研究に助成してきました。
報告会は前野哲博筑波大学教授(財団理事)の司会で進行され、令和2年度の研究助成授与者である以下の3名から報告がありました。各報告の後には参加者の間で質疑応答が行われました。
最後に小川秀興理事長から「コロナ禍の中でITを用いた医学教育が注目され、新たな取り組みが一挙に加速すると共に、様々な課題も見えてきている。このようななかで、医学教育の発展の基盤となる医学教育研究を進めることは益々重要であり、本財団としては今後とも医学教育研究助成の充実に取組んでいきたい。」と閉会の挨拶があり、散会となりました。
氏名(所属大学) | 研究課題名 |
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野村 理 (弘前大学) | 日本語版Script Concordance Testの開発と妥当性検証 |
松田 陽子 (香川大学) | バーチャルスライドデジタル画像の病理学教育への利用と他施設との協力体制の整備 |
青木俊太郎 (福島県立医科大学) | 医療面接で用いられる非言語的コミュニケーションは何か?機械学習による面接動画の予備的解析 |